商圏

2010年4月25日 (日)

新宿商圏の大きさ

土曜日は午前中に原稿を書き、午後2時ころから新宿に出かけました。ヨドバシカメラさん、ビックカメラさん、ヤマダ電機さんの店舗を見学しました。LABI新宿東口館が出来て1週間が過ぎますが、今週も多くの人が来ており、午後からは一部入口をコントロールし入場を制限しています。パソコン、デジカメ、携帯電話、テレビといった商品が人が込み合っており、1週間過ぎても人出は多くなっています。とくに新宿東口では最大規模ですので、東口に来る人々が集まっています。また、新宿は久しぶりにパソコン売り場が活況です。市況も良いのですが、新宿はLABIができたことによる買い回りで多くのパソコン購入客を集めています。ビックカメラさんは、パソコンとサプライが同じフロアにあり買いやすいという利点を生かしてパソコン販売強化をしています。また、LABIに一番近い店舗であり、買い回り客がテレビ、パソコン、デジカメと賑わっています。ヨドバシカメラさんは1階がパソコン売り場であり、パソコンの販売強化、テレビ売り場で体感強化で頑張っています。新宿はLABIが出来て3店とも好調という話ですので、新宿以外が多少影響が出ているようです。新宿は競合することで、また、活気を取り戻しつつあります。ところで、ラオックスさんの新宿のカメラ専門店も見学しました。ワンフロアの面積は小さいのですが、品そろえはなかなかです。雲上ブランドのパティックフィリップといった商品を意識的に起き、ローレックスゆIWCといった中国の金持ちの好きなブランドを集めています。新宿は時計の専門店が数多くあり、時計を中心に扱う質店も多くあります。新宿は銀座よりも時計の専門の街となりました。家電、時計と店が集積することで、商圏が広がります。

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2007年12月11日 (火)

家電量販店の弱い客層

来年松下さんから団塊世代向けの高級商品が発売になると発表がありました。松下さんですから、地域家電店が中心となり販売するのではないでしょうか。実は家電量販店の顧客調査を行いますと弱いのが60歳以上の顧客です。団塊世代はまだ家電量販店に来てくれますが、団塊世代の少し上になる65歳以上の顧客はなかなか家電量販店に来てくれません。その理由は

  • いきつけの地域家電店がある
  • 家電量販店ではゆっくり接客を受けられない
  • 家電量販店ではアフターサービスの対応が物足りない
  • 車での来店に不便
  • 商品が多すぎてわかりずらい

というものがあります。家電量販店の中でもベスト電器さんやエディオンさんはこれらの年代の取り組みに成功しています。顧客管理の徹底やダイレクトメールの配布、アフターサービスの徹底で顧客を作っているのです。先日、エディオンさんの東京第一号店を見学しましたが、顧客カードを作っている多くの人は60歳以上の顧客が多くいました。家電量販店で気になるのは、若い客層も高齢の客層も同じような接客をしていることです。販売員に能力があれば、客層に合わせての接客が可能です。今後は、60歳以上の元気な高齢者に対してきっちりと接客で販売していく体制をつくらなければなりません。松下さんの商品はその試金石になるように思います。

Srsv101k_268454 松下さんは炊飯ジャーと冷蔵庫をとりあえず発売予定、2008年2月

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2007年7月30日 (月)

ゼロサム市場

池袋エリアにヤマダ電機さんのLABIが出たので、影響度をメーカーさんに聞いたら新宿や一部秋葉原でも影響があったようです。東京都内の市場は大きく伸びないのでヨドバシカメラさんの吉祥寺、ヤマダ電機さんのLABI池袋と出店があればどこかが影響を受けるようになります。今回は新宿の影響が大きかったようです。但し、実際には三ヵ月後の市場を見なければなりません。三ヵ月後の数字が実力数字です。新宿がどれくらい回復しているのか見たいものです。

ところで、同じようなことが8月のビックカメラさんの京都店の出店にも当てはまります。ビックさんは出店を少し早めたようです。この影響がヨドバシカメラさんの梅田店に影響が出るのか、ヤマダ電機さんの郊外店や上新電機さんの郊外店に出るのかは見ものです。家電市場は10兆円前後で、大きく拡大しません。どこかが出店すればどこかが落ちるのです。ということは、出店スピードの遅い企業は取り残される可能性がありますし、出店しても不採算の店舗では財務を悪化させるだけです。財務の厳しいところは再編を余儀なくされます。

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2007年7月12日 (木)

池袋戦争

13日にヤマダ電機さんのLABI池袋店がオープンします。マスコミはビックさんとヤマダ電機さんの競争というようにあおっているようです。ヤマダ電機さんの池袋店はマスコミ資料では3500平方メートルで1200坪前後です。8階建てですので、ワンフロア200坪弱と小さな売り場です。ヨドバシカメラさんの秋葉原店のような6000坪クラスならまだしも、1200坪では池袋の需要は取りきれません。私は池袋の家電の需要は1500億円程度はあると考えています。池袋でのビックカメラさんの売上げ全部を足すと700億円前後といいますから、新宿や秋葉原に相当、流出していると考えています。ここにヤマダ電機さんが出ることで、ヤマダ電機さんとビックカメラさんの買いまわりが出来て流出が少し収まるのではないでしょうか。競争によって地域が活性化すると考えます。競争は企業間競争だけでなく、都市間競合となっています。池袋が、新宿や秋葉原に対して少しは対抗できるようになってきました。

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