先人の教え

2015年4月17日 (金)

商売で成功したければ不退転の使命感を持つことである

家電業界にも多くの新人が入ってきました。現在は企業の人材募集が盛んとなっていますので、なかなか良い人材が集まらないといいます。人材が集まってもすぐにやめてしまうことがあります。辞めても他の仕事が見つけやすいからです。但し、どんどん仕事を変える人は成功のチャンスが少なくなるといいます。私の師匠の成瀬義一先生は「商売で成功したければ不退転の使命感を持つことである」と経営者に教えています。この仕事がダメでも他に仕事があると考えると、どうしても仕事に甘えが出てきます。この仕事をちゃんとできないと後はないという気持ちで仕事をすることで、成功の道ができてきます。不退転で仕事をやることが、成功の近道となるのです

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2014年6月23日 (月)

1.01の法則

先日、私の知人からおもしろい言葉が送られてきました。1.01の法則です。

1.01×365日=37.8

0.99×365日=0.03

です。私は店長に、毎日、少しずつ売り場を改善し、継続してくださいと言っていますが、数字のイメージは1.01の法則です。毎日の積み重ねが、大きいですね。

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2014年5月12日 (月)

仕事が好きなんだろうな

先日、ボブディランが日本に来た時に、初日に見に出かけました。ボブディランは好きなアーチストで、とくに高校生の時に大きな影響を受けました。ダイエーが改革を行う時に、ボブディランの「時代は変わる」をバックミュージックに社員に変わらなければならないことをアピールしました。ボブディランが毎年、ノーベル賞の文学賞候補になっているくらい高い評価を得ています。有名になって名声を得ると、だんだん過去の栄光にすがるようになりますが、ボブディランは毎年といってよいほど、新しい音楽を発表しています。しかも、そのクオリティは高いものがあります。日本では2000名ほど入るライブハウスでコンサートを続けました。ディランのようになると東京ドーム等で数万人入れてコンサートをする方が良いのでしょうが、ディランは顧客の顔の見える会場でコンサートします。70才も過ぎて過去のヒット曲はあまり歌わず自分の考えた曲を一曲ずつ歌います。歌が好きなんだろうなと思います。ディランはフォークのウディガスリーの影響があり、この人も死ぬまでギター一本で歌い続けました。好きな仕事をして死ねるのは本望でしょう。仕事が好きな人に一生仕事をしてもらえるような環境を作りたいと思いました。すきやばし二郎の小野二郎さんは80歳代後半ですが、お客様から見た目が悪くなったら仕事を辞めるといっていますが、仕事の好きに人は自分の仕事に対してのプライドも高いものがあります。仕事を続けるならばディランや二郎さんのように常に自己節制しないといけないですね

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2014年5月11日 (日)

毎日の鍛錬

l 五月の連休中に「二郎は寿司の夢を見る」という映画を見ました。アメリカ大統領のオバマ氏が訪れた「すきやばし二郎」の小野二郎氏の映画です。この映画では、小野二郎氏が毎日の生活を映画で紹介しています。毎日の基本の積み重ねの凄さが見ていてわかります。毎日、やるべき仕事を丁寧に行うことがミシュランの三ツ星につながっています。私はいろいろな人から「あなたのモチベーションアップの秘訣は何ですか」と聞かれますが、「良い仕事をする人と会うことです」と答えています。良い仕事をする人の料理や接客を受けるとやはり刺激を受けてモチベーションアップになります。しかし、すきやばし二郎は最低三万円からと映画で出ていました。さすがにこの価格では、行けないですね。私は若い良い職人を探し、手ごろな価格での店を見つけて出向いています皆さんも良いサービスや技術を受けてみてください。

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2014年1月22日 (水)

小売業の繁栄は平和の象徴

日経文芸文庫の「小売業の繁栄は平和の象徴」岡田卓也氏を読みました。岡田卓也氏はイオンの創業者です。私の教えていただいた先生の成瀬義一先生の教え子でもあります。本にも成瀬先生の名前が出てきます。本の中に「小売業は人間産業であり、地域産業である」という言葉があります。まさに小売業は地域のお客様があり、従業員がいてから成り立つものです。店長は売上が悪い時には、「地域のお客様に喜んでいただいているか」「社員が気持ちよく働いてもらっているか」ということを考えてみてください。岡田氏は30歳代にアメリカに出かけ自らの使命を明確にしています。小売業を通して社会に貢献するということです。流通の歴史書として経営哲学書として店長に読んでいただきたい本です。

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2012年2月 6日 (月)

盛田氏の言葉

立石泰則氏の書いた「さよなら僕のソニー」を読みました。ソニーの歴史と今回の低迷の理由となるようなことが書かれています。この本を読んで家電関係の人と話しましたら、「日本人はソニーが好きなんですね」という結論になりました。いろいろありますが、やはりソニーさんが元気がないと、日本の家電も元気がないということになります。この本の中で、ソニー創業者の一人である盛田昭夫氏の「マーケットクリエーション(市場をつくるということ)するということは、マーケットエデュケーション(市場を教育すること)することなんだ」という言葉が出てきます。今、メーカーが足りない一つにマーケットをエデュケーションすることと思います。有名なスターを使い広告することより、一人一人の顧客を感動させ、啓蒙することが大事であると思います。店長も販売員に対しては、顧客に商品を通して感動してもらうことを考えましょう。そうすれば売れてきます。

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2011年10月30日 (日)

売上の悪い時に支援してくれる人

ずっと売り上げが悪い時が続いています。過去にないくらい悪い実績です。今月は前年対比60%を大きく下回り、来月は場合によっては40%を割るでしょう。各店長とも売り上げ確保に苦しんでいます。このような時には、メーカーさんの担当者の能力が出てきます。売上のよい時にはどんどん提案をくれますが、売り上げの悪い時には予算削減などもあり、なかなか提案が出なくなります。お金(販促予算)の切れ目が縁の切れ目にならないようにしなければなりません。販促予算がなくても、いろいろとアドバイスや成功事例を提案してくれる担当者を大事します。逆に売り上げが悪くなったとくに離れていくメーカーには注意が必要です。本当の営業戦略は売上の悪い時に程、出てきます。困難の時に助けてくれる担当者やメーカーを大事にします。

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2011年6月 6日 (月)

小売業は気づかい業

私の尊敬する経営者の一人にヨドバシカメラの藤沢社長がいます。藤沢社長はいつも現場を回り、いろいろと指導をされています。現場をよく回る経営者で、顧客視点で常に社員に指導されます。6月6日の日経MJに藤沢社長の記事が出ています。「小売業は気づかい業である」と社員に声をかけているといいます。実に経験に裏打ちされた言葉です。経営者は売り上げが大きくなっても、顧客一人一人を大切にする基本は変わらないことを知っています。創業時に藤沢社長は一人一人の顧客に対して気づかいしたことが発展の基礎になっていることをよく知っています。社員にも、企業が大きくなっても気づかいを忘れないことを伝えています。

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2010年10月19日 (火)

久しぶりに先週は大阪に行ってきました。店回りをしましたが、ついでに野田にある松下幸之助氏の創業の地を見学してきました。松下幸之助氏の功績については多大なものがあります。現在のパナソニックの創業者であり、松下幸之助氏の経営理念は多くの経営者の共感を得ていますし、パナソニック社員に生きています。

ところで、創業の地には碑がありますが、現在は家も工場もそれらしいものはありません。イオンの家訓である「大黒柱に車をつけよ」という通り、パナソニックも創業の地から巣立っています。創業の地の近くには碑があり公園となっています。そこに道と言う碑があります。松下幸之助氏の詩が書かれていますので紹介します。

自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば、くだりもある
思案にあまる時もあろう
しかし、心を定め
希望を持って歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びも
そこから生まれてくる

松下幸之助

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2010年8月26日 (木)

渥美俊一先生

ペガサスクラブの渥美俊一先生が7月に亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。日本の流通業界の心の師は倉本長治先生ですが、理論的なチェーンストアのあり方を常に指導されたのは渥美俊一先生でした。渥美先生の指導は一貫していました。流通業の役割とは経済民主主義を達成することであり、そのための理論に基づいた行動とハードワークを教え子たちに求めました。日本を代表する流通企業の多くは渥美先生の薫陶を受けています。私は直接教えをいただいたわけではありませんが、師匠の成瀬義一先生を通していろいろと渥美先生の活躍を知りました。

チェーンストアの原理原則である「標準化」「統一化」「マニュアル化」ということを徹底させ、ローコストオペレーションの重要性とローコストオペレーションによる低価格の実現によって国民生活を豊かにすることを流通業の使命としました。

いろいろな企業を指導すればするほど、原理原則が大事であることを痛感させられます。原理原則を守らず自己流の経営を行った企業はほとんどが消滅しています。渥美先生の理論は、IT技術の進化によりより管理が細かくなり、重要性が増しています。家電業界も成長している企業はほとんどが標準化、統一化を実践しています。コンサルタントとして常に第一線で活躍されていましたが、私の師匠の成瀬義一先生のように90歳過ぎまで第一線で活躍していただきたい先生でした。

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