読んでおきたい書籍

2010年12月17日 (金)

出会いは偶然ではない。必然である

最近、また出張が多くなり本を読む機会が増えた。現在、興味のある作家は宮本輝氏である。たまたまBS放送のインタビュー番組で拝見し興味を持った。以前、映画の「泥の河」を見て感動したが、その作者であったことは後で知った。宮本輝氏の人生は変化に富む人生であり、そのためにエッセーもとても面白い。著書「命の器」では、「私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則の中の一つに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうしても「出会い」がひとりの人間の転機と成り得よう。とある。

出会いはいろいろな機会にある。しかし、ある必然性によって出会いが出来ていると思うことが良くある。宮本輝氏も恩師との出会いによって芥川賞を得ることが出来、さらに多くの出会いができている。

出会いを偶然でなく、必然と考えることで、一期一会の思想がある。小売業は出会業であり、多くの顧客が必然性で店に来る。多くの顧客を大事にすることで、また、新しい出会いが生まれる。

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2010年5月 5日 (水)

萌えマネジメント

書店に出かけドラッカーのマネジメントの本を物色していましたら、近くに「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」岩崎夏海著をみつけました。思わず、購入し一気に読んで見ました。新人マネージャーがドラッカーのマネジメントを読みながら、最終的にチームを変えるストーリーでところところでドラッカーの言葉が盛り込まれています。全体的には青春ストーリーで漫画的で萌えています。途中までは経営参考書のようですが、最終的には青春ストーリーでタッチのようなものになってしまいました。但し、面白くドラッカーのマネジメントが学べ、ドラッカーの入門書と割り切れば良いと思います。

ところで、ドラッカーの書籍はやはりとても参考になります。日本企業やアメリカの企業をずいぶんと研究したこともあり、実務的です。理論だけでなく、実践でも使えるのが魅力です。ユニクロの柳井社長が指針にしていることはあります。

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2010年3月17日 (水)

ドラッカーの本

ドラッカーの本が売れています。NHKの番組で報道していました。最近、ドラッカーの本を偶然に数冊購入しました。ドラッカーはマーケティングだけではなく、マネジメントもすぐれた理論を展開しています。店長のことをマネージャーと言いますが、店長はマネジメントする責任者です。しかし、マネジメントを教えてくれるところはあまりありません。また、意外にもマネジメントのことを書いた本も少ないのです。ドラッカーはマネジメントについていくつかの本を出していますが、私はとても参考になりました。最近もダイヤモンド社から出ているドラッカーのマネジメント三巻を購入し読んでいます。ドラッカーに共鳴するのは、

  • マネジメントとは企業における最大の経営資源である

というものです。この7年間くらい私はマネジメントについて研究してきました。マネジメントを管理と考えずに企業の最大経営資源と考えると考え方が変わります。部下を部下と考えず最大の経営資源と考えると言葉遣いが変わりますし、適材適所を考えます。叱ることより、ほめることを行うようになります。マネジメントの教科書としてドラッカーの本を読んでみてください。

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2009年2月 5日 (木)

店長アンケート

スーパーマーケットやスーパーストア向けの業界紙にチェーンストアエイジがあります。この本で最近店長アンケートが掲載されています。優秀な店長の行動を分析すると優秀な店長は2つのことについて徹底的に取り組んでいます。ひとつは、マネジメントです。もう一つはコミュニケーションです。マネジメントは販売目標を達成するための進捗管理です。コミュニケーションは店長が部下や取引先と密にコミュニケーションをとっていることが大事なのです。詳細を紹介しますと

  1. マネジメント
    1. 基本を逸脱しない、基本と気づきを重視
    2. 目標を明確に持つ、わかりやすい目標を掲げる
    3. 率先垂範で誰よりも勉強
    4. 部下を奮発させるコツを身につける
  2. コミュニケーション
    1. 従業員が一丸となるよう気持ちを一つにまとめる
    2. 全員が楽しんで参加できるような仕組みを作る
    3. 自ら考える従業員を育てる、積極性を引き出す
    4. 各人のレベルと個性にあった育成に注力
    5. 売り場を一緒に作って見せて育成する

ということがあげられています。業種は異なりますが、店長としての苦労は同じです。コミュニケーションを良くしていくためには、店長自ら部下にいろいろと話しかけてください。

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2008年6月18日 (水)

雑誌をチェック

ボーナス商戦に入ってきました。店頭では下見顧客が増加しています。店頭では顧客が商品を見に来ます。顧客が参考としているのはインターネットのクチコミと雑誌記事です。店長は書店から家電製品が掲載されている雑誌を購入し販売員に読ませておいてください。日経トレンディやダイムなどいろいろな雑誌がでています。販売員は顧客が売り場に来た時にすぐに接客するのではなく、どの商品から見るのかチェックしてください。雑誌を見ている顧客は雑誌で取り上げられた商品から見る傾向がありますので、わかります。このような顧客は商品のことはある程度わかります。接客トークで「雑誌でご覧なりましたか。こちらの商品はとても良い商品です」というように話をすると顧客とのトークがしやすくなります。顧客は販売員も同じ雑誌を読んでいることで安心して、「実際はどうなんですか」というように聞いてきます。この時期は雑誌を読んでくる顧客が多いだけに販売員にもデジタル商品や夏の商品の特集のある雑誌を読ませておいてください。

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2008年4月20日 (日)

不撓不屈

みの2週間くらいものすごく忙しく休みもほとんどなく楽しみといえば移動時間の読書くらいです。このペースは連休まで続きます。さて、移動時間に高杉良氏の「不撓不屈」を上下巻を読みました。驚くのは全て実名小説であることです。TKCを創設された飯塚氏の国家との戦いを描いています。中国でチベットの人権問題が取りざたされています。フランスは人権問題に非常に反応する国です。その理由は数百年もかかりゆっと手に入れた人権の意味をフランス国民は知っているからでしょう。飯塚氏に対しての官僚の弾圧に対してまさに1人の税理士がさまざまな人々の助けを借りて汚名を晴らしていく姿は感動的です。日本にもつい数十年前までこのようなことがありました。人権についてに考えさせる本です。ところで、店長も人権問題意識を高めていかなければなりません。人権意識の低さがパワーハラスメントやセクシャルハラスメントになってきています。ある調査では、セクシャルハラスメントの原因の中で、「男性管理者がコミュニケーションとセクハラの違いを理解していない」というのがあります。人権意識があればこのような事は少なくなると思います。

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2008年3月24日 (月)

警察と家電量販店

中国上海への往復の飛行機の中で、近野敏氏の「朱夏」という本を読んでいました。近野敏氏は警察の小説の第一人者です。「隠蔽捜査」という本を読んでファンになりました。この朱夏は警察の刑事である樋口顕が主人公ですが、読んでいて家電量販店の店長と刑事はとても良く似ていることに気がつきました。似ている点は

  1. 仕事に熱心な刑事は常に自分や家族の時間が少ないこと
  2. 現場第一なこと
  3. 組織という中で動いていること
  4. 本部と現場の狭間で翻弄されること

といったことがあります。朱夏には、このような事があります。「どうせ俺たちは仕事のせいで家族を大切など出来ない。人生、あれもこれもと言うわけにいかないんだ。仕事が面白くてしょうがない奴はどうしたって家族をないがしろにしがちだ。家族を一番に思う奴は、仕事の上でなかなか成功しない」ということを友人の刑事から言われます。どの世界にもこのような事があるようです。3月商戦を終えて時間が出来たら読んでみてください。

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2007年8月 7日 (火)

品格論議

日経ビジネスや月間現代にヤマダ電機さんの記事が載っているので読んでみました。どちらも「品格」という部分が出ています。日経ビジネスは家電量販店の品格という見出しで出ています。ヤマダ電機さんか一兆円を超えて流通業のリーダー的になったので、品格を求めるようになったのでしょうか。ダイエーさんはディスカウンターとして成長しました。しかし、ディスカウンターからGMSとなり、さらにデパートも作り、ショッピングセンターも作りました。しかし、ディスカウンターから転身してから成長が落ちカテゴリーキラーにその立場を追われるようになりました。ダイエーさん単体の売上げは現在ではヤマダ電機さんより低いのです。ヤマダ電機さんはカテゴリーキラーであり、カテゴリーキラーはディスカウント戦略を取ります。アメリカのウォルマートもディスカウンターですが、従業員の賃金が安いとか地域の経済を脅かすとかいろいろと言われています。ディスカウンターに求められているのは、ローコストオペレーションです。ローコストオペレーションを支えているのは、コストに厳しい経営です。そのために、どうしても関連先から良く言われません。ディスカウンターに求められるのは、品格より「改革」「革新」でしょう。ディスカウンターが品格を言い始めたら、厳しい経営は難しくなります。ヤマダ電機さんを弁護するわけではありませんが、小売業の歴史が証明しています。ディスカウンターが価格力を無くしたらまた新しいディスカウンターが出てきます。ヤマダ電機さんが家電で一番企業となりリーダーとしての資質をいろいろと問われていると思いますが、競争は国内だけでなく国外でも起きています。家電流通業やメーカーが早く再編を行い厳しい経営をしないと国際社会からおいていかれます。品格も良いのですが、「改革」「革新」を常に行い世界企業にしていかないと外資に負ける時代がすぐそこまで来ています。

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2006年11月 1日 (水)

家電メーカーが収益が上がらない理由

東京で午後七時まで打合せして大阪に移動しました。移動途中に「日本の電機産業再編のシナリオ」佐藤文昭氏著を読みました。証券アナリストが日本の電機産業の方向を示しています。この書籍では、日本の電機産業は世界を舞台に戦うためには再編を行いグローバル・トップワンを目指すべきであると提言していますし、そのための方法も書かれています。日本の家電メーカーが収益が出ないのは、家電量販店に販売を押さえられているから収益が出ていないというメーカーの担当者が多くいますが、この本では家電メーカーの売上至上主義と国内に依存した販売、さらには過当競争が原因であることをデータを使い説明しています。このことは韓国のサムソンやLGの例を見ると判りますし、フィンランドのノキアを見ると判ります。この本を読む前に韓国のサムソンの本を何冊か読みましたので、佐藤氏の提言は良くわかりました。車と同じくらい大事な電機産業は国を支える産業です。この産業が勝ち残るための提言です。ところで、この著書では家電メーカーは再編され、二社ほどになるのが良いと提言しています。このようになったときには、現在の家電量販店は1500坪程度も本当に必要が考えさせられます。韓国ではサムソンとLGで売上の80%程度上げているようですが、店舗面積は600~800坪もあればよいようです。家電メーカーの再編が家電量販店にも大きな変化をもたらすでしょう。店長にも読んでもらいたい著書です。

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2006年10月28日 (土)

ニートという生き方

古くからの友人である田尾宏文氏が今度「ニートと言う生き方」という書籍を出版したのでパーティに出かけてきました。田尾氏はニートに再出発をしてもらう組織ニュースタート事務局でニートたちとパソコンでいろいろな業務を行っています。ニートと言われる方々とも会いまして発表を聞きましたが真面目に自分の生き方と取り組んでいました。「仕事をしたいのだけれど、勇気が無い、自信がない」という方が多くいました。我々の生きている社会は資本主義社会で効率を求められます。さらに目標-計画-実行-反省というマネジメントサイクルが求められます。しかし、ニートの多くは「目標がもてない」「計画がもてない」という人が多く、なかなか活躍の場がが与えられません。ニュースター度事務局ではこのような人たちに少しでも活躍の場を与えようとしています。ところで、考えさせられたのは、世の中に役に立たない人は一人もいないと言うことです。適材適所といいますが、活躍する場を変えると人は意外な能力を発揮します。活躍する場を与えるためにも、企業には少しばかりの余裕と思いやりが欲しい気がしました。

_023 和気藹々とした出版記念会

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