書籍・雑誌

2012年2月23日 (木)

新著が発刊されます、ヤマダ電機のPCDA経営

3月5日に日本経済新聞出版社様より「ヤマダ電機のPCDA経営」得平司著が発行されます。今回は、ヤマダ電機さんの2000年の東京証券取引所に上場してから11年間で売上が6倍、経常利益が13倍となり、その成長分析を行った本です。今回は、ヤマダ電機さんの成長要因としてマネジメントを取り上げて分析させていただきました。ピーター・F・ドラッカーのマネジメントが注目を集めていますが、ヤマダ電機さんのマネジメントには大きく学ぶものがあります。マーケティングも大事ですが、もっと大事なことはマネジメントであると考えます。本著ではヤマダ電機さんの革新的マネジメント手法を紹介しています。詳しくは、3月5日の発売をご期待ください。

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2011年6月30日 (木)

いねむり先生

忙しい時には、移動時間の書籍が唯一の楽しみになります。また、睡眠前の読書が楽しみです。伊集院静氏の「いねむり先生」を読みました。厚い本ですので、移動中は読みにくく睡眠前に読みましたが、面白く睡眠時間を削って読んでしまいました。人との出会いで人生が変わることがあります。いろいろな理由で打ちひしがれているときに、出会いによって蘇生することがあります。先生との出会いと過ごした日々を書いていますが、読んでいて元気が出ます。「実力があり、力の入っていない生き方」ということにずっと憧れています。たとえば、ギタリストのエリッククラプトンといった人は力を抜いてとても良い演奏をします。エリッククラプトンと伊集院静氏は境遇が何となく似ています。愛する人をなくして、絶望から立ち直りました。私の好きなボブディランもそうです。70歳になっても淡々とコンサートを続けています。力を維持しなから、力を抜くということはとても難しいことです。難しいことをさらりと行うのには、人一倍の努力が必要です。書のモデルとなった阿佐田哲也氏の作家としての努力と余分な力の入らない生き方は男のモデルとなります。伊集院静氏の生き方が多くの人の共感をえて注目されるのがわかるような気がします。良いモデルを知ることは元気が出ます。

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2010年9月12日 (日)

正義の話をしよう

前から書店で見かけていて読みたかった「これから正義の話をしよう」マイケルサンデル著を読んでいます。実際に呼んで見ますと、とても難しく哲学的な内容です。著者の哲学的博識には驚きますし、物事にもいろいろな視点があり、どれが正義かわからなくなります。この本を読んでいて感じることは、物事を単一的にみるのではなく、多くの視点から見ることによって寛容性を持ち常に真実を追い続けることの重要性を感じます。

最近、哲学的な本を読むことが多くなりました。「幸せ」や「生き方」を考えることが多くなってきたからです。また、教育を行うものとして、必要性を感じているからです。

店長は部下の生活の幸せも考えていかなければなりません。さらに自分の幸せも考えることです。そのためには、残業を減らし、常にチームの雰囲気を良くしていかなければなりません。売上の悪いときでも常に明るく前向きに取り組んでいかなければなりません。たまには、簡単な哲学書もどうでしょうか。

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2010年6月24日 (木)

覆面取材

家電業界が注目を集めておりマスコミで取り上げられる機会が多くなっています。しかし、悲しくなるのは業界の事を正しく伝えられていないことが多いことです。先日、ある記事で覆面取材記事を見ました。家電量販業界で働く内幕を面白おかしく取り上げられています。しかし、このような記事は興味本位であることが多くとても悲しくなります。業界のためには決して良いことではありません。記事では、パワハラがあるとか、長時間労働であるとか、社員に無理を強いているとかだいたいはこのような事が書かれています。しかし、このようなことはごく一部の店舗で行われれていたことであり、各家電量販店企業は現在、労働問題やコンプライアンス問題と取り組んでいます。また、覆面記事を見ますと、どう考えても数年前の現状を述べている業界人がおり、現在は改善が大きく進んでいます。

私も取材依頼が時々ありますが、基本は覆面取材は断っています。また、面白おかしく書くような記事には取材は受けない様にしています。確かにメーカーや銀行、商社といった業界と比べると労働生産性が低く給料は待遇では恵まれていない場合があります。但し、流通業全体でみれば、家電量販企業は待遇や給料は良い部分です。現在より待遇や給料を良くしていくのは我々の望みですが、覆面取材で業界のことを悪く言うことは業界にとって決して発展にはつながりません。

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2010年4月15日 (木)

見るの5段階

先日、有田和正氏の「教え上手」という本を読んでいましたら、とても参考になる文章がありました。学校の先生を教える先生です。学校の先生に指導することに良く生徒を見なさいということをアドバイスしています。さらに見るということにも5段階あることを提言しています。見るには

  1. ながめる
  2. 見る
  3. 良く見る
  4. 見続ける
  5. 見抜く

の5段階があるということを教えています。このことは店長にもとても参考になります。なぜならば、売上を上げるには見続け、見抜かないと具体的な政策が出てこないからです。例えば、クリーナーの売り場を見続けます。そうすると、顧客は購入前に必ず商品の体感を行い比較します。ということは、体感機のないクリーナーは売れにくいということがはっきりします。また、顧客の体感をじっと見ていると、音に注意しているのか、吸い込み力に注意しているのか、ヘッドに注意しているのかわかってきます。顧客の注意する場所が解れば、接客はしやすくなります。店長が求められるのは、部下を見続けることです。部下を見続けほめたり、指示出していかないと、部下は成長しません。部下を見続けていますと、部下の性格やどうすれば伸びるか問うことが見抜けるようになってきます。部下を見続けましょう。

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2010年2月21日 (日)

家電業界の本の出版

今度、秀和システムさんから、「家電量販業界の動向とカラクリがよーくわかる本」得平司著という本を出版します。家電業界の書籍は今まであまりありませんでした。また、面白おかしく書かれた興味本位の本がありましたが、今回は業界をなるべく正確に伝えたいと考えて書いてみました。書店には今月末から来月くらいに並ぶと思います。先月の11月頃から書き始めて二カ月程度かかりました。大変だったのは、表が100位あり、表の作成に時間がかかってしまいました。何人かに読んでいただきましたが、入門書としては便利であるという評価をいただきました。1月と2月は書籍の校正で追われました。業界のことが一冊で解りますので、購入していただければ幸いです。また、校正をいろいろしていただいた株式会社クロスの社員に感謝いたします。

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2009年9月20日 (日)

家電量販店の社員の給料

週刊ダイヤモンドの9月19日号は給料の全比較です。各業界の給料が出ています。この中には、業界のランキングがあります。

  • 建設 686万円
  • 食料品メーカー 643万円
  • 電機メーカー 662万円
  • 小売業 515万円
  • 銀行 691万円

となっています。もっとも、小売業は比較的平均年齢が若くいちがいに給料が安いとは言えませんが、他の業界と比べてやはり低いのが課題です。さらに、小売業の中でも

  • 三越伊勢丹  1018万円
  • ファーストリテイリング  902万円
  • イオン  897万円

となっていますが、実際はホールディングカンパニーであるために、全社員ではなく本社社員の給料で実態の給料が見えにくくなっています。1000人を超えている企業では

  • 高島屋 678万円
  • ローソン 656万円
  • イトーヨーカドー 572万円

となっています。家電量販企業では

  • エディオン 723万円(ホールディングカンパニー)
  • 上新電機  603万円
  • ケーズホールディング 455万円
  • ビックカメラ 436万円
  • ベスト電器 413万円
  • コジマ 405万円
  • ヤマダ電機 405万円

となっています。もっとも、家電量販店の給料もエディオンさんのようにホールディングカンパニーの社員だけでは、会社全体の数字は見えず、また、平均年齢も異なるので一概に高い低いということは難しくなっています。しかし、小売業は他の産業と比べて生産性の問題もあり給料が低いのが課題であり、さらには今後は社員の高齢化とともに人件費負担の増大が問題となるでしょう。課題克服のためには、さらに生産性を上げたシステムづくりや効率の良い店舗づくりが求められます。民主党が政権を取り労働環境を変えようという動きがあります。パートの活用や派遣から正社員の登用、ライフワークバランス、労働環境の改善など家電業界でも新しい取り組みが今後始まります。

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2009年8月11日 (火)

動詞で表現

家電メーカーは海外でサムスン、LGという強敵と戦っています。サムスン、LGは韓国という国を背負って戦っています。日本とは厳しさが違います。なぜなら、韓国は韓国内の市場は小さいので、どうしても海外で戦わざるを得ないのです。サムソン、LGとも韓国という国の産業を背負って戦っている感じがします。とくにサムスンは日本の家電メーカーの大きなライバルであり、ライバルというより海外では日本の家電メーカーよりブランド価値が高く目標というべき存在です。韓国で1000万部売れたという「韓国最強企業サムスン」チョンオクピョウ著、蓮池薫訳、阪急コミュニケーションズ出版を読んでいます。訳の蓮池薫さんは拉致被害者であった方で良い翻訳をしています。サムスンの成功習慣の中で「動詞で表現しろ」というものがあります。例を言いますと、「戦略化」という言葉は「生き残る道を探せ」という動詞に置き換えます。集中化は「力を合わせる」というように動詞で表現しています。このことは、店長もとても参考になります。「売上」というよりも「商品の良さをアピール、納得し、喜んでお金を出していただくように」というようになりますし、「休憩」とは「次の売り上げのために精神と身体を再生せよ」ということになります。動詞で表現すると指示が明確になります。店長は動詞で表現するということを学びましょう。

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2009年8月 4日 (火)

運と縁の法則

コンサルタントとしてある程度、年齢を重ねますと「運」ということを考えます。多くの人と会いますと、運の良い人と運の悪い人がいます。その原因を考えます。先日、書店で「パイロットが空から学んだ運と縁の法則」坂井優基著という本を購入しました。パイロットとして経験法則から運の良くなる方法が書かれています。この本の中で「運は過去に自分の蒔いた種が育ったもの」ということが書かれています。売り場責任者や副店長の時に、人を育成すると、自分が店長の時に部下にいろいろと助けてもらえることがおおくあります。メーカーさんが困っている時に、いろいろ助けてあげると、後で自分が売上が悪い時に助けてもらえることがあります。私も現在、株式会社クロスという経営者ですが、2年前に借金まみれの会社を引き受けた時に、多くの人から助けていただき、三ヶ月間で黒字ベースに持って行くことができました。昔からお付き合いのある人々から多くの支援をいただきました。現在も何とか支援をいただいております人々にお役に立てたいと考えています。今週、来週は、メーカーさんの営業担当やヘルパーさんがお盆休みとなります。夏商戦を頑張ってこれたのも、メーカーさんの支援があったことを感謝してください。多くの人に感謝していると、運が良くなります。店長として、自分の店を運良くしていくためには、多くの人に種をまき続けることです。

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2008年6月 2日 (月)

三代続く仕事

寒い日が続きインフルエンザにかかってしまいしました。電車でインフルエンザにかかっている人がいてその中にいるとどうしてもうつってしまいます。土曜日は自重して家でのんびりしていました。日曜日はまた店舗視察です。ところで、佐々木譲氏の「警官の血」を先週から読んでいてやっと読み終えました。警察官になった3代の人生を時代背景に併せてうまく書かれています。一気に読んでしまいました。この中で、父親の仕事を継ぐというところにコンセプトがあり、父親の仕事を見ていて警官になることを決意する子供たちが書かれています。この本を読んでいて、家電量販店の店長になりたいと言う子供がどれくらいいるのかと考えました。店長は忙しくなかなか子供たちと一緒にいれません。また、流通業ですので、土曜日、日曜日も休めません。このような厳しい状況の中で、子供たちに尊敬される業務にしていかなければならないと考えました。いろいろな店長の話を聞いても子供たちには同じ仕事はさせたくないと言う人も多くいます。店長という仕事が3代続くようになるためには、まだまだ直さなければならないことが多いようです。

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