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2010年8月26日 (木)

渥美俊一先生

ペガサスクラブの渥美俊一先生が7月に亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。日本の流通業界の心の師は倉本長治先生ですが、理論的なチェーンストアのあり方を常に指導されたのは渥美俊一先生でした。渥美先生の指導は一貫していました。流通業の役割とは経済民主主義を達成することであり、そのための理論に基づいた行動とハードワークを教え子たちに求めました。日本を代表する流通企業の多くは渥美先生の薫陶を受けています。私は直接教えをいただいたわけではありませんが、師匠の成瀬義一先生を通していろいろと渥美先生の活躍を知りました。

チェーンストアの原理原則である「標準化」「統一化」「マニュアル化」ということを徹底させ、ローコストオペレーションの重要性とローコストオペレーションによる低価格の実現によって国民生活を豊かにすることを流通業の使命としました。

いろいろな企業を指導すればするほど、原理原則が大事であることを痛感させられます。原理原則を守らず自己流の経営を行った企業はほとんどが消滅しています。渥美先生の理論は、IT技術の進化によりより管理が細かくなり、重要性が増しています。家電業界も成長している企業はほとんどが標準化、統一化を実践しています。コンサルタントとして常に第一線で活躍されていましたが、私の師匠の成瀬義一先生のように90歳過ぎまで第一線で活躍していただきたい先生でした。

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