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2009年7月

2009年7月31日 (金)

来店客を大事に

研修で私は「一人の顧客を呼ぶためにどれくらいのコストがかかるか」ということを質問します。例えば、ダイレクトメールであれば、一通あたり120円前後かかります。ダイレクトメールの回収率が20%としますと、一人の顧客を呼ぶために600円程度のコストがかかります。チラシにおいても一人の顧客を呼ぶためには、やはり500円程度のコストがかかります。実際に集客のためには、大きなコストがかかります。しかし、チラシやダイレクトメールではなく、店に商品を購入しに来てくれる顧客はとてもうれしいものです。とくに平日は、チラシ配布、ダイレクトメール配布しませんので、買いに来ていただいている顧客です。平日の顧客は集客コストをかけなくても来ていただいている大切な顧客です。ということは、平日の顧客は大事にしておきたいということになります。しかし、一般的に平日は販売員も少なく、売り出しも少なく価格も高いのが現状です。せめて、接客だけはよくしていきましょう。来店客を大事にする姿勢を社員に徹底しましょう。来店された顧客に対しては、精一杯の感謝の気持ちをこめて笑顔で接客するようにしてください。来店客を大切にする店は、自然に顧客満足が高くなります。

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2009年7月30日 (木)

自己投資

東京で一日講演しそのまま大阪に来ました。今月はとても忙しく体力勝負です。このような時に心がけていることは、忙しいときにも自己投資を忘れないことです。忙しいときには、電車での移動が多くなります。書籍を購入し、電車で読みます。ちょっとした自己投資が将来に役に立ちます。一日に10分の自己投資でも、一ヶ月では300分です。5時間分にあたります。この時間が大事です。店長は出世すると地区長やスーパーバイザーになります。店長のときからこの勉強をしておきます。多くの店長は勉強する時間が少ないです。せっかく出世してもその時に勉強しては遅いのです。常に次に備えて勉強します。とくにマーケティングや商品のバイイング、商品構成といった部分は勉強しておく必要があります。とくに専門書は読んでおくようにしましょう。店長は激務ですので、仕事が終わると酒を飲んでのんびりしたいという気持ちがありますが、この時に勉強しておくかどうかで将来が決まってきます。常に自己投資をしておくことが会社のためにも、自分のためにもなります。

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2009年7月27日 (月)

商戦末期に優秀店長が行っていること

夏商戦も終わりに近づいてきました。売り場で気になるのはメーカー在庫がなくなってきたことです。とくに、お盆過ぎにはメーカーは新製品発表ですので、今が処分でどうしても在庫が切れがちです。優秀な店長は、週末にメーカーから商品在庫表をファックスで送っていただき、売り場責任者と販売商品を詰めています。土日の販売で、在庫のない商品を販売するとクレームにつながりますし、在庫がない場合は、また最初から他の商品の説明をしなければならず、接客効率が低下します。店によっては、在庫の切れた商品に「完売しました」というようなPOPをつけて、最初から顧客に商品選びで商品選択から除外してもらいます。このようにすると、顧客は最初から品切れ商品を選ぶことがなくります。また、在庫のある商品を販売員はしっかりと売るようにすると、販売員も安心して売れます。メーカーの営業担当と週末は在庫や納期について意見交換を行い、週末販売する商品を明確化します。優秀な店長は、効率的な商売に徹します。

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2009年7月26日 (日)

日本品質

先日、中国に行ってきました。中国で電車に乗っていましたら売り子がお菓子や飲み物を売りに来ましたので、少しおなかがすいたのでグリコのポッキーを購入しました。購入したら、箱が潰れていましたので、いやな予感がしましたが、やはりポッキーが壊れていました。中国ではこのようなことが結構あります。日本では、まずあり得ないことです。これが日本品質ということが言えます。

090719_184033 中国の電車で販売していたポッキーですが、写真のように細かくポッキーが壊れていました。

日本では、当たり前のことが外国では特別なこととなります。ところで、ある店では当たり前のことがある店では行っていなくて特別なことがあります。これが、その店の品質です。例えば、ある店では、顧客が商品を購入した後に重い商品は車までお持ちします。これはその店では当たり前のサービスです。しかし、他の店では、行っていません。ある店では、商品の納入後、商品説明をしますが、ある店では、商品説明はしません。これもサービス品質です。店長は自店のサービス基準を明確にしなければなりません。そして、サービスの基準を常に高めていくことが顧客固定化につながります。

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2009年7月24日 (金)

3連休と売上

先週の三連休の動向を見ていますと、行楽に出かけた人が多くいました。高速料金の割引で遠出をする人が多くなったようです。逆に家電量販店は期待していたほど客数が伸びませんでした。高速料金の割引は、遠隔地の行楽地ではお土産店の売上は増加しています。しかし、近くの行楽地では売り上げが低迷しています。すべてが良いわけではなく、どちらかが伸びれば、どちらか低下するという状況です。百貨店の売上が発表されましたが、1月から6月までで既存店が10%と最大の落ち込みです。家電業界はエコポイント効果でなんとか既存店は大きな落ち込みなく推移しています。エコポイントがなければデパートと同じ10%程度の落ち込みになったかもしれません。4月の売上は5~10%程度のダウンでした。以上のことから考えますと、売れる時に売っておかないと業績は向上しないということです。例えば、民主党政権になり、高速料金が無料化になれば行楽客は増加します。その分、土日の売上は低迷することが考えられます。店長は現在、販売できる商品をまず考え、今日来ている顧客に対してきっちりと提案します。今日の売上を先ず確保します。新聞発表で北日本は冷夏予想が出ました。夏商戦も最終に入ってきています。好調の白物家電とテレビの販売追い込みをしてください。

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2009年7月23日 (木)

バイラルマーケティング

あるマーケット調査では、顧客のテレビを見る時間がどんどん減少していることを報告しています。また、テレビを見る顧客の中で、集中してテレビを見ている顧客は30%程度あり、ほとんどが何かをしながらテレビを見ているながら族です。テレビを見る時間が減少しているのに、インターネットやユーチューブ、携帯電話を使用する時間はどんどん増加しています。これらの時間によってバイラルマーケティング(感染マーケティング)が注目を集めています。つまり、顧客の口コミや評価がネットや口コミでどんどん感染していき、流行をつくりだします。顧客の多くは商品の評価をインターネットで見て参考にすることが多くなっています。評価もどんどん感染します。このような時代に店長が大事にしなければならないことは、口コミや評価を多くの顧客や関連先から聞き出すことです。常にネット上でどのような評価なのか、現在、人気のある商品はどれなのかを聞き出します。但し、注意しなければならないのは、意識してバイラルマーケティングを行っているメーカーも多いことです。良い評価の声をわざと書き込み自社の評価を上げようとしている場合も見受けられます。このような場合は、販売員の声とネットの声をうまく比較して対応してください。店の悪い評価もあっという間に広がります。クレーム処理や接客対応に注意してください。逆にうれしいこともあります。良い接客はブログで紹介され広がります。良い評価は広がるとうれしいものです。

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売らる

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2009年7月22日 (水)

人間性を磨く

店長になるとどうしても仕事の時間が増え自分の時間が少なくなります。そのために、人間性を高める時間が少なくなります。人間性を高める方法としては、なるべく一流のもの、よい物に触れたり、よい人に出会うことです。よい物に出会うと人間性は高まります。店舗も同じでいやなクレームばかり続くと顧客を見る目も懐疑的になり、人相も悪くなる傾向があります。しかし、よい顧客に多く出会うと笑顔が続きよい顔になります。気分転換によい絵を見たり、よい音楽を聴いたり、良い本を読んだりします。人間を磨くためには、時には哲学書や宗教書も読みます。良い人に合うためには、成功している先輩や一流の仕事をする人からいろいろ話を聞きます。店長として仕事をして給料をもらいますが、仕事を通していろいろな人々に影響を与えます。良い影響であれば、そこに人材が育ちます。店長として常に自分を磨くことを忘れると成長は止まります。日々精進が店長の務めです。

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2009年7月21日 (火)

商戦も追い込み時期

夏商戦も三連休が終わり夏物商品の処分に入ります。但し、エアコンや冷蔵庫はこれからまだまだ売れます。むしろ、配送工事や納期が心配です。メーカー在庫も心配です。この時期はメーカーでも商品に品切れする場合が出てきますので、品切れメーカーを注意して代替商品をメーカーと話し合ってください。扇風機や除湿器といった季節商品では処分に入ります。行楽関連商品が売れてきています。デジカメ、ムービー、ネットブックの人員を強化してください。電気代の話題の多くなる時期ですので、省エネ商品の提案を行ってください。少し、売上が落ち着く時期ですので、「エコポイント相談コーナー」のようなものをつくり、顧客相談を受けてください。また、徐々に販売員の休みや勤務体系を通常に戻してください。テレビ、エアコン、冷蔵庫と売上構成比が高くなる商品については、確実に人員配置をおこない、売上確保することです。お盆まで、あと二週間程度です。頑張ってください。この3日間遠方に仕事で出ていました。インターネット環境が悪く休んでしまいました。また、今週も出張です。このような時代に仕事があるだけでも感謝しています。今回の出張は近いので、また、頑張ってブログを書きます。

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2009年7月17日 (金)

夏休み商品の提案

来週から夏休みに入ります。メーカーでは、お盆休みを分散して取りますので、7月の今頃三連休と併せて連休を取る人が多いようです。3連休と併せて10連休というメーカーもありうらやましいところです。ところで、夏休みに入ると先ず玩具の売上が上がります。ゲームソフトや玩具の品ぞろえをチェックしてください。また、デジカメやムービーも動き始めます。アウトドア商品としてデジタルオーディオやゲーム機も売れてきます。家族旅行後にはプリンターインクや用紙が売れます。また、家族旅行のホームセキュリティ商品や海外旅行商品も売れてきます。家族連れの顧客も多くなりますので、子供向けのイベントで集客します。暑い日が続きますので、自動販売機の補充や価格設定にも注意してください。飲料を100円にするだけで顧客が増えたという事例もあります。携帯電話売り場にも子供たちが増加し、子供を連れたおじいちゃんやおばあちゃんが来た時には購入しますので接客に努めてください。

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2009年7月16日 (木)

交叉比率を上げる営業活動

家電量販企業で現在取り組んでいるのは、交叉比率を上げることです。交叉比率とは粗利率×商品回転率のことです。ヤマダ電機さんは12回転の商品回転率と取り組んでいますし、他の企業も10回転程度を目標としています。商品回転率を上げるためには、少ない在庫で品切れを起こさず、さらには商品補充も効率的に行う営業活動をしなければなりません。あるメーカーさんから依頼を受けて担当店舗別に効率的な在庫計画と商品回転率、効果的販売促進活動を組み合わせた研修をしています。一般的な計数管理の研修はありますが、実践に即した活動は難しく、とくに家電量販店の取り組んでいる交叉比率を上げる営業研修は時代に即したものと考えています。営業現場からは在庫を少なくされて品切れが出でいるという悲鳴がありますが、品切れの出ない商品構成や在庫構成を提案していくことが営業の一つの方向と考えています。営業の活動もレベルを上げたものにしていかないと家電量販企業の改革に置いて行かれます。

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気温マーケティング

エアコンが売れるのは最低気温ではなく、どちらかというと最低気温が影響します。25度以上の熱帯夜が続くと我慢ができなくなり、エアコンを購入することが多くなります。一方、最高気温で影響を受けるのが冷蔵庫です。共働きが増え、部屋には誰もいないので、室内の気温が上がります。そのために室内の気温がどんどん上がり、冷蔵庫は外気に対して冷やそうとしますので、コンプレッサーに負荷がかかります。そのために冷蔵庫は故障し、買い替えとなります。真夏日となり、エアコンも冷蔵庫も売れる時期になりました。さらにエコポイントが付いていますので、売上に拍車がかかります。ところで、気温が30度を超えるとビールやアイスクリームの消費量が増えます。クーラーボックスやアイスクリーマー、かき氷器という商品をうまく販売してください。また、汗が多くかくようになりシャワーを浴びる機会が増加します。ドライヤーや美顔器、シャワーで使用するシェーバーも売れます。また、蚊や虫が以上発生しますので、防虫剤も売れます。店長は気温が30度以上になると売れる商品をリストアップして目立つ場所に展示してください。また、湿度計、気温計も省エネチェック商品として提案してください。

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2009年7月15日 (水)

コモディティ化するパソコン

マイクロソフトがオフィスを無料にすると発表しました。グーグルの対抗策のようです。消費者からすると歓迎です。しかし、パソコンは単価ダウンしていますが、ソフトが無料となるとさらに1~2万円のソフト代分が安くなります。例えば、10万円のオフィス搭載のパソコンであれば、1万円前後安くなる可能性があります。また、グーグルは基本ソフトを無料に近い金額で提供すると考えるとネットブックはまた安くなります。パソコンはどんどんコモディティ化しています。パソコンのビジネスが難しくなっています。パソコンの売上構成比が高い企業は売上に苦しんでいます。ただし、周辺機器は売上が伸びています。ハードディスク、無線マウス、USB関連商品、ルーターといった商品です。パソコンは単体でなく、周辺と併せて展開する商品となりましたし、ブロードバンドと連動して販売する商品となりました。さらに進むと携帯電話との違いがだんだん無くなってきます。また、ゲーム機との違いも少なくなってきます。コモディティ化するパソコンの替わりにしばらくはテレビが家電量販店の中心商品となります。また、エコでエアコン、冷蔵庫といった商品が柱になります。パソコンの販売構成比は全売上の10%程度まで低下する可能性もあります。パソコンの替わりにオール電化住宅やLED照明といった新しい商品への取り組みも求められます。コモディティ化する商品はローコストオペレーションの企業が強くなります。パソコンの大手企業への売り上げ集中がさらに進みそうです。

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2009年7月14日 (火)

売れ筋の把握

2週間前からエアコンや冷蔵庫の売上が拡大し、既存店の売上が上がってきました。エコポイントがついているテレビ、エアコン、冷蔵庫といった商品の売れ筋を見ていましたら売れ筋が絞り込まれているのがわかります。テレビはシャープと東芝、冷蔵庫はパナソニックと日立、三菱、エアコンは比較的メーカーがばらついています。冷蔵庫はエコポイント対象商品にパナソニックが多いことで、優位性があります。テレビはシャープや東芝のブランド戦略と価格対策が売れ筋を作っています。エアコンは2.2キロが売れ筋となってきていますので、2.2キロは比較的付加価値がうたいにくいので、メーカーがばらついています。夏商戦も中盤に入り

  • 売れ筋の把握
  • 売れ筋商品の在庫把握
  • 売れ筋商品の競合店の価格
  • 売れ筋商品の配送と工事納期

というあたりをチェックします。売れ筋を確実に売るこれからの売上確保となります。売れ筋が切れてきた時には、すぐに代替商品を用意してください。

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2009年7月13日 (月)

人員の移動

今週で梅雨が明ける地域が多くでます。エアコンが売れる時期です。今年の伸びている店舗の店長が行っていることは、人員の移動です。例えば、パソコンは全体で80%で来ています。テレビは120%できています。このような場合、パソコンからテレビに販売員を移動させています。今週はエアコンが売れてきます。テレビとエアコンで売上の40%近くは行きます。このような時には、エアコンに人員を移動させて売上確保を行います。梅雨が終わるとエアコンと冷蔵庫の売上が上がります。この部門の人員を強化してください。先日、コジマさんの店頭で「エコポイント相談コーナー」を設置しているのを見かけました。顧客が並んで相談していました。エコポイントはわかりにくいので、相談したい人がたくさんいます。このような行動が顧客の心をつかみ売上を拡大します。

090705_164606 コジマさんのエコポイント相談コーナー

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2009年7月12日 (日)

地域密着

大阪では阪神タイガースファンは家から阪神のユニフォームを着て電車に乗って甲子園に応援に行きます。試合が終わるとやはりユニフォームを着て帰ってきます。しかし、東京では、普通の服装で東京ドームに行きドーム内で応援ユニフォームに着替えます。試合が終わるとドーム内で着替えて普通の服装で帰ってきます。地域性の違いです。

090606_180629 電車で応援に行く阪神ファン

家電量販店では、関西の顧客は、価格を安く交渉することをゲーム的感覚でしてきます。店も安くするのがサービスとばかり対応します。東京では、顧客は言いにくそうに価格交渉する場合があります。これも地域性の違いです。また、東北や沖縄、九州では方言ができないと親しみやすい接客がしにくいという場合があり、なるべく地元の社員を採用します。地域の顧客の行動をよく見て対応し、顧客満足を高めていくことが店長の仕事でもあります。地域の家電製品の買い方をよく見て合わせるようにしますと、結果として地域密着になっていきます。

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濃密な2時間

土曜日ですが、休みはなく3時まで仕事をして4時に東京ドームに出かけてきました。家から東京ドームまでは30分程度で行けるので便利です。サイモンとガーファンクルのコンサートに出かけました。年が68歳であり、あまり期待していなかったのですが、実際にコンサートを聴くとなんのなんの素晴らしい濃密な2時間でアンコール三回付きの大サービスです。来ている顧客はほとんどが団塊世代であり、同窓会のような盛り上がりです。われわれの年代はサイモンとガーファンクルの音楽を聴くと一気に昔にフラッシュバックします。学生時代の思い出が次から次へと出てきました。まだまだ若いサイモンとガーファンクルに元気をもらった時間でした。地域家電店ではアクティブシニアをメインターゲットにして成績を上げています。確かにコンサートに来ている顧客はアクティブシニアが多く、一緒に盛り上がっていました。会場は満員でしたが、不景気でもお金を出すところには出すということが良くわかりました。

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2009年7月 9日 (木)

若手マーケティング研修

マーケティングは生きている学問です。本に書いていることはもうどんどん古くなっています。とくに家電業界では新しいマーケティングが進んでいます。あるメーカーさんの依頼でグローバルの人材向けに海外マーケティング研修を行っています。具体的には、アメリカと中国、ヨーロッパ、日本の市場の違いや顧客の買い方の違い、家電量販企業の違いといったものです。国が違うとマーケティングが異なります。とくにアメリカやヨーロッパでは顧客階層に基づいたマーケティングが求められますし、価格やデザインについても深い考察が求められます。中国では、ブランド政策が大事ですし、エリア別、階層別の戦略が求められます。日本では、新製品の発売や寡占化する家電量販店とのコミュニケーション戦略が求められます。参加者はいろいろな今後海外で活躍していただきたい若手の社員です。このような研修は韓国のサムスンが進んでいます。サムスンは第一四半期にⅴ字回復をしましたが、韓国のサムスンを支えているのはこのようなグローバル人材の育成です。企業にとって人材は宝であり、世界で戦える人材にするために生きたマーケティング教育は欠かせません。

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クロスマーチャンダイジング

地方都市で打ち合わせをしてそのまま大阪に入り、大阪でメーカーさんの研修をして終了後、東京に戻ってきました。研修は五時で終わり、東京に帰るまでのちょっとの時間を利用して梅田のヨドバシカメラさんを見てきました。梅田の大丸百貨店は改装前のセール中でしたが、客数ははるかにヨドバシカメラさんが多く時代を感じさせました。ところで、注目したのは洗濯機のコーナーの隣にアイロンとミシンの売り場を持ってきたことです。なるほど新しいアプローチです。当然、洗濯の後はアイロンをかけますので、洗濯機の近くにアイロンがあれば目が行きます。また、ミシンにも目が行きます。一番良いのは、アイロンは今までは洗濯機や冷蔵庫のコーナーから離れ調理家電と一緒でセルフの売り場となっていたのですが、洗濯機と一緒になると接客でも売れます。また、洗濯機を見にきた顧客がアイロンにも目に行きます。売り上げ推移に注目したい部分です。このような売り場をクロスマーチャンダイジングといいますが、もっとこのようなアプローチがあっても良いと思います。売り場にストーリーを作っていくとこのような売り場ができます。店長は売り場にストーリーを作ることを考えてください。売り場が変わってきます。

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2009年7月 7日 (火)

疲れすぎの間違い

ハードワークが続き疲れがなかなかとれません。このような時には間違いが起きます。失敗学で言うところの誤判断が起きるのです。実際に企画書にはミスが多くなります。店長も夏商戦のピークで疲れていると思います。このような時には、ちょっと一人きりになり外の情報を遮断し冷静に考えます。「優先順位は何か」「忘れていることはないか」「仕事を抱えすぎていないか、他に任せられることはないか」ということです。一日に10分だけ集中して考えるだけでずいぶん違います。私の場合は、10分くらい歩くと考え方がまとまります。歩くということは考えをまとめるのに良いようです。間違いをなくすには一人ではなく、チェック係を入れることです。二人で行うと間違いがなくなります。夏商戦も中盤戦に入ります。とくにこれからはエアコンと冷蔵庫が売れてきます。今一つ売り場や担当者、商品の価格をチェックしてください。とくに価格や配送については競合店と比較をしてください。疲れているとチェックが甘くなります。好調を維持するために、さらにチェックを細かくしてください。

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2009年7月 6日 (月)

応援したくなる店舗

土曜日、日曜日と相変わらず企画の仕事で家で企画書づくり。企画の仕事で疲れたので、夕方から店回り。店回りで2店舗程度見学しましたが、メーカーさんの応援が多く入っていました。一番の売れる週ですので、メーカーさんの販売応援も力が入ります。ところで、メーカーさんの応援もメーカーの営業担当者さんの声を聞くと「応援したい店と応援したくない店」があるそうです。応援したくない店とは

  • メーカーにクレームを押し付ける店
  • いろいろ無理を言ってくる店
  • 高圧的な店
  • こちらの提案を聞かない店

というような店のようです。一方、応援したくなる店とは

  • 自社の商品を売ってくれる店
  • 営業担当を大切に扱ってくれる店
  • 社員のマナーの良い店
  • チームワークの良い店
  • コミュニケーションができている店
  • 売上の悪い時に助けてくれる店

というような店です。忙しい時ほど、メーカーの営業担当者は掛け持ちで応援しますが、やはり本音は応援したくなる店にいる時間が多くなります。店長も人格や人柄が大事であるのは、このような時に差がでます。店長は多くの人々から支援されて売上を上げていることを常に忘れず、メーカーさんや社員に常に感謝の気持ちを忘れないようにして、「ありがとうございます」という言葉をかけてあげてください。

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2009年7月 5日 (日)

就職のチャンスは一回

異業種の勉強会に毎月2回程度出席しています。それぞれ違う会ですが、とても参考になります。昨日も出席しました。その会に出席している人で、人事担当の方がおり、たまたまハローワークの研修会に出た時の話を聞かせてくれました。現在、就職環境はあまり良くありません。ハローワークの講師いわく「現在は就職の機会は1回しかない」という事のようです。高校や大学を卒業する時に就職できないと、次の機会には就職できない時代になっているとのことです。講師いわく「電車は一回しか来ない」。電車に乗り遅れると後は電車に乗れないというのが現在の就職状況です。就職を電車に例えています。同じ日にメーカーの人事担当者に会い、リストラで会社を辞めた人はほとんどが就職できていないということを聞きました。やはり就職という電車は来ないようです。民主主義ではチャンスはたくさんあるように思えますが、実際にはチャンスは少ないようです。店長として考えると良い人材が埋もれています。正社員の道が開けるような会社には良い人材が沢山来ています。パートやアルバイトでしっかりと働いている優秀な人材には正社員の道を開いてあげてもらたいと思います。上新電機さんはパートの社員は優秀で正社員の道が開けています。チャンスのある小売業であってもらいたいものです。

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2009年7月 3日 (金)

テレビタイアップ番組

不況のためにテレビ局も広告が集まらず大変です。そこで増えているのが、タイアップ番組です。家電は視聴率が稼げるようで家電量販店やメーカーとタイアップして番組を作っています。しかし、最近はちょっと目に余るケースが増加しています。結論が先の番組が多いのです。例えば、エアコンであれば、今年の特徴として「省エネ機能、空質を変えるもの、お掃除機能が充実しているもの、風力のすぐれているもの」というように今年の特徴を説明したり、住宅事情に合わせていくつかの機能を紹介するのではなく、いきなり「今、売れているのはこの機種です」というように機種指定することです。さらに機種指定はデータに基づいたものになっていないことです。確かにテレビで取り上げられた商品は良く売れることがありますが、マスコミの報道として客観的な報道がほしいと思います。最近はこのような番組が多く、がっかりしています。テレビの悪いサイクルが出ています。広告費の減少→番組製作費の減少→下請製作費の減少→安易なタイアップの増加→番組内容の陳腐化というものです。店舗にもテレビ番組を見た顧客が増加していますので、店長は番組をチェックして放送された内容を担当者に伝え、業界と異なる部分がありましたらきちんと顧客に情報を伝えるようにしてください。一人一人の顧客の要望を聞いてきっちりと顧客に合う商品を勧めてください。安易な品選びはクレーム発生の原因になりますので注意してください。

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2009年7月 1日 (水)

第一四半期を終わって

6月が終り第一四半期が終わりました。各家電量販店の第一四半期の発表はまだまだでしょうが、4月は最悪の落ち込みで、5月はエコポイント導入以来好調キープし、6月はエコポイントで売上キープとして、まあまあだったように思います。4月は既存店ペースで90~93%、5月は95~97%、6月は103~107%といった感じで第一四半期で既存店ベースで97~102%といったところでしょうか。よくここまで戻したと思います。やはりテレビとエアコンが市場を引っ張っています。一方、パソコンやデジカメの売り上げ構成比の高いところは、苦戦であり、パソコンやデジカメ、携帯電話はなかなか良くなりません。結果として郊外型企業はまあまあで都市型企業は少し厳しいというのが現状です。さらに、企業によって成績に温度差が出ています。地域一番店はエコポイントの恩恵をある程度享受していますが、3番店以下は苦しい状況に変わりありません。この後、梅雨が明けるとエアコンや冷蔵庫が売れますので、やはり郊外家電量販店に有利な状況が続きます。しかし、一方、郊外型家電量販店は在庫を絞る傾向があり、品そろえが弱体化し、カメラ系店舗の品そろえの良さに顧客が戻る傾向が出ています。とくに大型カメラ店に土日は客が戻ってきました。この傾向であれば、7月~9月もまあまあという形でしょうが、本当の企業の力が出るのは8月のエアコン需要が終わった後で、9月の売り上げに本当の企業の力が出てくるでしょう。但し、それまでにまた、再編の大きな動きが出てくる予測がします。

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