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2008年2月25日 (月)

人格の形成

人格について書きましたら「人格の形成は難しい」というメールを頂戴しました。確かに難しいですね。世界経営者フォーラムでも人格について話し合われています。ケーススタディで次のような発表がありました。スイスの医薬品最大手ノバルティスのダニエル・バセラ会長兼最高経営責任者(CEO)は23日午後、第8回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、従業員に求められる資質として、専門家としての有能性に加えて「(ライバルに)勝とうという野心がないと実績は上がらない」と述べた。一方で「野心と共にインテグリティ(高潔な人格)がなければいけない」とも主張した。 バセラ会長は「どんなときにもインテグリティが崩れない人がいる一方で、どんな状況でもインテグリティがない人もいる」と指摘。「我々としては、80%の社員が適切な行動を取れるように構造をつくらなければならない」との考えを示した。 とあります。高潔な人格に必要なことは「理念」「哲学」「教養」「行動力」が求められると思います。私はとても有難かったのは私の師である成瀬義一先生に「店は客のためにある」という商業界精神と「商売十訓」を教えてもらったからです。商業界の創始者である倉本長治先生の教えは日本の流通業の大きな指針となりました。ご参考にここに記載します。

商売十訓
一、損得より先きに善悪を考えよう
二、創意を尊びつつ良い事は真似ろ
三、お客に有利な商いを毎日続けよ
四、愛と真実で適正利潤を確保せよ
五、欠損は社会の為にも不善と悟れ
六、お互いに知恵と力を合せて働け
七、店の発展を社会の幸福と信ぜよ
八、公正で公平な社会的活動を行え
九、文化のために経営を合理化せよ
十、正しく生きる商人に誇りを持て

教養はいろいろな人から学ぶという姿勢から始まり、多く人に会うことで沢山のことを教わり身につきます。書籍を読むことで身につきます。良いものに多く触れることで身につきます。行動力は「部下に率先して行う」ことです。毎日、自らの信じる理念、哲学を唱和し、多くの人に学び、正しき商いを着実に実行することで商人としての人格は育成されるのではないでしょうか。

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